群馬大学小林・桑名研究室との共同研究論文が、
TJCAS 2020でBest Student Presentation Awardを受賞

株式会社ジーダット

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群馬大学小林・桑名研究室との共同研究論文が、
TJCAS 2020でBest Student Presentation Awardを受賞

お客様各位

2020年11月17日
株式会社ジーダット

群馬大学小林・桑名研究室との共同研究論文が、
TJCAS 2020でBest Student Presentation Awardを受賞

いつも格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

弊社は、群馬大学大学院理工学府 電子情報部門 小林 春夫教授、桑名 杏奈助教と、2019年からアナログLSI設計手法の研究を共同で行っています。
この度、新たな回路構造による温度不感型MOS定電流源の効果が実証され、LSIの信頼性を向上させる研究成果が下記の論文で、Best Student Presentation Awardを受賞いたしました。

TJCAS 2020 (Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems) November 7, 2020
“Feedback Operation Analysis of Temperature Insensitive MOS Reference Current Source with Self Bias Circuit”
Souma Yamamoto, K. I. Ebisawa, Y. Abe, T. Ida, Y. Shibasaki , N. Tsukiji, A.Kuwana , H. Kobayashi (Gunma University)
A. Suzuki, Y. Todoroki, T. Kakinoki , N. Ono, K. Miura (Jedat Inc.)

TJCAS 2020は、台湾と日本で回路とシステムの最新研究動向に関する情報交換を行う学会です。今年はオンライン上で研究発表・質疑応答を行う形式で開催されました。参加者は日本から39名、台湾から21名、米国から2名の合計62名、発表論文は合計33件でした。
http://nlab.ee.tokushima-u.ac.jp/nlab/tjcas20_top.html

また、下記の関連論文もISOCC 2020で採択され口頭発表をしました。

ISOCC 2020 (17th International SoC Design Conference) Oct. 23, 2020
“Operation and Stability Analysis of Temperature Insensitive MOS Reference Current Source with Self Bias Circuit”
https://www.isocc.org/modules/doc/index.php?doc=intro

本研究では、ジーダットがこの回路を標準的なセルとしてモデル化し、さらに科学技術振興機構(JST)の令和2年度 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)に採択された“AI による回路トポロジー合成を実現する高度なアナログ回路設計プラットフォームの開発”に本成果を取り込みAIによる高度なアナログ回路設計自動化環境の構築を進めます。

以上


【本件に関するお問い合わせ先】
 営業本部 営業企画部 小野 信任
 TEL : 03-6262-8401

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