株式会社ジーダット

           実製造プロセスが実装されたOLED用多次元シミュレータ


 ExpertOLED

ハイブリッド光学シミュレーション

OLEDパネルシミュレーションには、ミクロ光学とマクロ光学を合わせた解析が不可欠です。FDTDを補い、マクロ光学まで拡張するため、光線追跡が追加されています。FDTDと光線追跡のミックスにより、パネルのような大規模解析が可能になりました。

光漏れの予測・分析ソリューション

WOLEDでは、サブ画素間の光漏れが深刻な問題です。ExpertOLEDは内部光の伝播経路を表示し、迷光強度を計算します。
これらの情報で、画素構造を最適化できます。

実製造プロセスに基づいた使いやすい自動構造生成

実プロセスをエミュレートするユーザフレンドリーなインタフェースで、実GDSⅡマスクを読み込んで、簡単に構造生成できます。

材料モデルフィッティング

実行時間を短縮し、精度を高めるために、エンジン内にDrude-Lorentzモデルが適用されています。高精度な結果を高速に得られます。

フレキシブルな構造生成

レンズ、回折格子、拡散フィルムなどの様々な形状を直感的に描けます。

使いやすい構造生成機能

リアルなモデル構造を、複雑な手続きなしで、GDSⅡマスクファイルから生成可能です。

適応グリッド生成

十分広い領域への適応グリッドで、実行時間とメモリが節約できます。

WOLEDシミュレーションの実現

WOLEDの色解析が簡単にできる機能を備えています。
タンデム構造とカラーフィルタを備えたWOLEDを最適化できます。

エレクトロルミネセンス

OLEDデバイスへの電流・電圧の印加に応じた、発光パワー、電流プロファイル、電子と正孔の濃度、バンドベンディングの推定ができます。

吸収

各層で消衰・閉じ込められたパワーを推定できます。

複数の境界条件をサポート

シミュレーション結果が実測と一致するよう、PML,PBC,SBCなどの、より効果的な境界条件が提供されています。

さまざまな出力と分析ツールがビューアで利用できます

私たちのソリューションは、OLEDの光学・電気特性を分析します。
デスクトップ環境で、大容量メモリを活用し、高速・高精度な計算が可能です。

EL発光の層厚み水準振り解析

層厚みの調整と、それによるマイクロキャビティ効果の最適化は、OLEDデバイスで高い発光効率を得るために非常に重要です。ExpertOLEDは、層厚み水準振りにともなうキャビティ効果により変化する光のパワーを示します。

バッチ実行

複数の計算プロジェクトを登録しておき、順次自動計算させることができます。夜間や休日での、複数プロジェクトの連続計算に威力を発揮します。

使いやすいデータ処理

ビューアで結果を確認できるだけでなく、シミュレーションのすべての結果をExcel形式で出力できます。Excelでお望みどおりにデータを加工できます。

並列計算

並列計算により、シミュレーションの速度が向上します。計算に使用するCPUの数を指定できます。

システム要求

Hardware:WindowsPC
OS: Windows 8.1,10,11 Windows Server 2012, 2012R2(64bit)
CPU: 3.0GHz以上 12コア以上推奨
Memory: 16GB以上 32GB以上推奨