最先端アナログプロセスに向けたOAベースの回路・レイアウト自動生成ツールを発表
株式会社ジーダット
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報道機関各位
2013年5月22日
株式会社ジーダット
最先端アナログプロセスに向けた
OAベースの回路・レイアウト自動生成ツールを発表
株式会社ジーダット(本社:東京都中央区、社長:河内一往、以下「ジーダット」)は、次世代Mixed Signal設計向ツールとして革新的な回路・レイアウトの自動生成ツールを発表します。
最先端アナログプロセス向けに、トランジスタをアレイ状に自動レイアウトするAnchor/TXAと、再利用向けの回路・レイアウト自動生成ツールAnchor/RVTの2つの新製品を発表します。従来、アナログの自動化は、設定、判定の複雑さやマニュアル設計と比較した場合の品質の問題で、広く使われることがありませんでした。今回の発表はこれらの自動化の課題を解決し、アナログ設計生産性を大幅に向上します。
2013年6月3日から5日まで、米国オースチンにて開催される「50th DAC (Design Automation Conference)」Booth:#2427において、これらの製品の展示・デモを行います。
1) Anchor/TXA(Transistor matriX Architecture)
先端プロセスにおいて、トランジスタをアレイ状にレイアウトすることで、LDE(レイアウト依存効果)やばらつきを均一にし、回路設計での性能予測を向上させます。また、規則的な構造にすることで面積効率・ダミー挿入効率を向上し、さらに自動配置配線手法の適用により、高速なレイアウト自動生成が可能となります。
- 先端プロセスでのLDEやばらつきを予測可能にしたアレイ状の回路・レイアウト
- 回路・レイアウトの間の手戻りを解消
- フロアプラン・電源配線・トランジスタ配置・信号配線を自動で高速生成
2) Anchor/RVT (Re-actiVation Technology)
従来の回路パラメータ最適化で困難であったシミュレーション波形全体の考慮や、解空間の削減による高速な解生成により、簡便でかつ実用的な自動生成が可能となります。また、既存のレイアウトデータのトポロジの再利用により、設計ノウハウを反映した自動レイアウトを可能とします。
- 既存データを再利用した、回路・レイアウトの自動生成
- 回路パラメータ最適化を解空間の削減により現実的な時間で実現
- グラフィカルな波形判定方式と目標仕様設定への適用により、ツールの操作性を向大幅に向上
■ 株式会社ジーダット(Jedat Inc.)概要
所在地 東京都中央区東日本橋3-4-14
設立 2004年2月2日
資本金 760,007,110 円
代表者 代表取締役社長 河内一往
事業内容 電子回路・半導体集積回路・フラットパネルディスプレイ向けの設計支援ソフトウェア(EDA)の研究、開発、販売およびコンサルテーション
URL https://www.jedat.co.jp
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社ジーダット 経営企画部 太田裕彦 TEL:03-5847-0312
以上