株式会社ジーダット
スタンダードセルライブラリ・IOライブラリ・IP・PDKの検証
CrossfireTM
■ライブラリの一貫性を自動検証
- 各種フォーマットやD/Bを読込み、記述を相互確認することでライブラリの一貫性を保証
- 標準で250以上の検証項目を内蔵
‐ セル名、端子属性、機能等価性、arcやabutment、配線容易性、タイミングテーブルの正当性、など - 最新ライブラリやIPマクロに必要なほぼ全ての業界標準フォーマットに対応
‐ GDSII / OASIS / LEF / DEF / Open Access / Spice (Hspice, CDL) / Spectre / SPEFなど
■既存環境との親和性
- 既存の実績あるチェック項目と統合して、トータルチェックフローを構築
- 設計ツール間の互換性やライブラリとの適合性・品質をチェック
- 内製フォーマットやデータベースにも拡張可能
- ライブラリやフローに対する独自のチェック項目の追加が可能
■用途別検証フロー
■Crossfire のレポート機能
HTMLまたはCSVによるレポート
■Crossfire の表示とデバッグ
Crossfireは、すべてのフォーマットを表示するためのオプションが含まれ、これらのビューで自動的にエラーフラグが付けられます。エラーをクリックすることで該当するデータフォーマットに直接飛ぶことができ、デバッグ効率を飛躍的に高められます。組み込みデバッグ機能によるカスタマイズも可能です。
■CrossfireのAPI機能
Crossfireは、 Perl、Tcl、Pythonでデータベースに依存しないチェック機能を作成するためのAPIが含まれています。これにより既存の検証スクリプトを統合したり、新しいフォーマットのサポートができます。
■TransportによるQA環境の標準化
Transportは、DRC-deckのように、IPの提供側と利用側との間でQAに対する要求仕様を共有します。
Transport のcheck-sets(デザインルールマニュアル相当)は、設計フロー・IPサインオフ・IP受入検査の各工程におけるQAチェックの基準を構築します。
Transport によって、QA標準化に向けたベスト・プラクティスを蓄積できます。
■既存検証フローへCrossfire を適用
Crossfireは、デザインフロー固有の内製チェック機能などの資産を活かしながらCrossfireに組み込むことが可能です。組み込み後は、Crossfireの標準チェック機能と同様に実行結果がレポートされ、デバッグ機能を利用できます。
■サポートフォーマット一覧
ほぼ全ての業界標準フォーマットに対応。内部フォーマットにもカスタム対応可能
■チェック項目一覧
標準で250以上のチェック項目を提供。
■サポートプラットフォーム
Linux, RHEL4 x86 32 bit 以降